MINI’s Life(NoOpen,NoLife!)

英国の香りがするクルマとの物語

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ハナシシタイネン

23時を過ぎたころ
娘からメール
『もぉ家おる?』

お迎え依頼?と思いつつ電話をかける
「いま彼と飲んでるねん」
「ほんで?」
「一緒に飲もうと思って」
「いま仕事中、明日も早いからいかん」
「話したいことあるねん」

娘は現在27歳で未婚
社会標準的に見てかわいい部類
娘の同級生からは
一番シッカリしているとの評価もあり
いつケッコンしてもおかしくない

彼氏と二人でいて
父に話したいこと

そろそろ日付の変わる頃だってのに
どうしても伝えたいこと・・・

ついにこの時が来た

「どこで待ってたらいい?
パパの隠れ家教えて~や」


ボクがオシノビで使う
家族にも教えていない
秘密のオシャレバーを
パパの隠れ家と呼んでいる

以前から教えてと言われているが
「ハチアワセになったらイヤ」
という理由で教えていない

娘たちの現在地
ボクがMINIを置いていける場所
静かに話ができる店
諸条件を満たすのはあの店しかない

仕方ない婚約祝いだ
店の場所を教え
先に入店しておくように指示

仕事を片付けてクルマを走らせる

道中、思案がめぐる
「娘さんを下さい」に対して
拒むつもりはない

しかし
このシチュエーションはいただけない
先に酒を飲んだ状態で
仕事中のボクを呼び出すってのはダメだ
事前に約束をとりつけるべきだろう

そこを上手くやらないと
「社会的に未熟」とジャッジされ
「OK」の返事の代わりに
お説教されるんじゃないか

娘を奪う恋人って
きっと世間では
父にとって敵のはず
細心の注意を払わなくてはいけません

父が素直に
「おめでとう、娘をよろしく」と
言える状況を作るのが
娘を奪う者の最低限の礼儀だ


自宅車庫にMINIを置き
着替えて隠れ家へと向かう

娘からTEL
どうやら入り口がわからないらしい
もう一度説明をし
間もなく到着する旨を伝える

わかりにくい入り口をくぐり
照明をおとした通路を通る
これでこそ隠れ家だ

雰囲気のある店内に入ると
吹抜けを見下ろすテーブルに娘を発見
娘と彼氏と他に美男美女が一組
「?」

「めっちゃ迷ったわ」と娘
「呼び出したりしてスミマセン」と彼
「パパいつもこんなカッコイイ店で飲んでるのぉ」と美女
「・・・」無言で会釈する甘いマスクの美男

状況を理解しないうちに
ホールスタッフが注文を取りに来た
娘たちも席に着いたばかりで
まだオーダーしていないらしい

ボクはいつものジン
クルマで来ているというナゾのカップルは
それぞれノンアルコールのソフトドリンク
娘と彼氏はグラスワインをオーダー

直後
状況のわからないボクに娘が
「ほら覚えてる?マイやで」
以前家に遊びに来たことのある娘の友達だった
こんなに美人だったっけ
「マイに彼氏ができたからパパに見せようと思って」
なんのこっちゃ
娘が状況説明している間に
彼氏はずっと「スイマセン」を連発


結局、婚約話でもなく
ただ父を巻き込んで飲みたかっただけみたい
たまには若い子達と飲むのもイイケドね

フードを注文し
ボトルワインをおろして
3時頃まで飲んでたのかなぁ

娘がトイレに立った時にマイと
「娘さんを下さいやと思ったわ」
「ですよね~
でも彼女しっかりしてるから
こんないいかげんなカタチで
報告なんてゼッタイさせませんわ」


娘が思っている以上にシッカリしていること
彼氏が気を使っていること
美人のマイと話をしたこと
美男のマイ彼が車部品会社に勤めていて
クルマ談義が盛り上がったこと
楽しいお酒でした

しかし・・・
ボクの秘密の隠れ家を娘に知られたのは痛いナ
お気に入りなんだけど
もう使えないかなぁ

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